To all aspiring nurses

看護師を志すみなさまへ

卒業生の声

大阪警察病院で活躍する
大阪警察病院看護専門学校の卒業生に
お話を聞きました。

中山 真由美さん なかやま まゆみ(看護師35年目/副部長)

この学校に進学した理由は、福岡県出身で家を出て一人暮らしをしながら学校に通ってみたかったからです。「警察が名称についた学校なので大丈夫!」という説得に厳格な父も渋々と許してくれて学生寮に入寮し、全国から看護師をめざして集まった仲間とすぐに打ち解けて友達になれました。学生生活を共に過ごした仲間とは、今でも仲良しで特別な存在です。

大阪警察病院に就職してからは、消化器内科病棟を10年、呼吸器内科病棟を3年、整形外科病棟を3年、呼吸器外科病棟を9年、外科系の混合病棟を4年、そして現在のERセンターに5年と、さまざまな診療科を経験して学んだことが、それぞれの職場で役立っています。特にERセンターは病棟では経験できなかった刺激や求められるスキルも多く、勉強になります。若い看護師の皆さんも救急医療に関心が高く、初めは目の前のリアルな救急医療の世界に圧倒されて思うように動けない自分の無力さに落ち込んでしまうケースもありますが、そういう時には先輩たちがしっかりと見守り、声をかけて、夢を見失わないようにサポートしています。

新人教育にも携わってきましたが、看護には自分の誠実さを大切にして、患者さんが今何を求めているか感じ取る力を磨き、手を差し伸べられるように常に学び続けることが大切です。常に「数ある病院の中から、大阪警察病院を選んでくれた患者さんを大切に思い、きれいな気持ち、誠実な心で接するようにアドバイスしています。

福島 幸子さん ふくしま さちこ(看護師18年目/副師長)

高校生と中学生の息子2人を育てながら看護師を続けてきました。大阪警察病院に就職して3年間は病棟勤務でしたが、子どもが生まれてからは働きやすいようにと配慮していただき、土日もお休みで日勤帯のみで働ける外来勤務をしています。まわりに子育ての苦労を知っている先輩も多く、子どもの体調が悪い時などは早退させてくださったり、子育てしやすいシフトを組み立ててくださったりして、いつもサポートしてもらいました。

この学校を選んだ理由は大阪出身で看護師をめざしていくつかの看護学校を見学・受験した中で、一番印象が良かったからです。その直感が大当たりで、先生方がとても親身になって、悩みを打ち明けると一緒に涙を流してくれたり、国家試験前には叱咤激励してくれて、合格したときには一緒にうれし涙で喜んでくださったり…とても楽しく有意義な学生生活を送りました。そして何でも分かり合える「一生モノ」の友達もたくさんできて、就職後も別れ別れになることなく、ずっと一緒に働けることが何より心強いです。

若林 有希さん わかばやし ゆうき(看護師13年目)

現在、小学生と2歳の子どもの子育てをしながら勤務しています。2022年4月に産休が開けて復帰しました。循環器の一般病棟に勤務していますが、まわりに子育て経験者も多く、同期も多いので、子育てとのワークバランスが保てるようにと周囲が配慮してくださって、時間管理、看護技術、精神面などをサポートしてもらって、仕事と子育てを両立しています。そろそろ自分が一番年長になりつつあるので、後輩をサポートしながら成長するようすを楽しみたいと思います。

私がこの学校を選んだのは、敷地内に寮があって通勤の時間がなく、その時間を有効に使えるからです。初めての一人暮らしも、先生が優しく寄り添ってくださり、何から何までお世話になりました。寮暮らしの先輩からは看護実習の様子を教えてもらったりして、新しい環境に馴染めるような情報もたくさんいただけました。振り返ってみると、こうした先輩、後輩、同期の仲間に囲まれながら安心して働ける環境なので、ママさん看護師を続けることができていると感謝の気持ちでいっぱいになります。

西川 渚さん にしかわ なぎさ(看護師1年目)

大学卒業後に製薬会社のMR(医薬品情報担当者)として5年間働きましたが、出産のときに助産師さんの仕事を見て「助産師さんってすごい!」と感動して、自分も直接的に医療に関わってみたいと思い、子どもが1歳のときに猛勉強して受験しこの学校に入学しました。

同級生とは10歳近く年齢が離れているので、友達できるかな…と少し不安でしたが、みんなやさしく世代の違う私を受け入れてくれて、とても楽しい3年間でした。製薬会社のMR時代に感じていた「直接的に医療に関わりたい、患者さんの役に立ちたい」という気持ちは、看護学校で出会った恩師や先輩たちなど、尊敬できる看護師の先輩に出会うたびに夢が膨らんで、それが学習意欲を高め、自分も先輩たちのような看護師になりたいというモチベーションになりました。小さい子どもを育てながら国家試験の準備をするのは大変でしたが、逆に子どもが寝てからの短時間で勉強しようという気合や集中力が高まって、うまく両立できました。

今は手術部で勤務しており、覚えることが多くて大変ですが、プリセクター制度の下で、一対一で先輩が丁寧に指導してくださるのがとても心強いです。手術部は手術時間がきちんと決まっているので、スケジュールを組み立てやすく、子どもの体調が悪いときなどは、周囲の先輩たちがサポートしてくださり、本当に助かっています。

セカンドキャリアを積みたい、何歳からでも看護の道をめざしたいと思ったら、ぜひこの学校を受験してください。

八尾 幸子さん やお さちこ(看護師23年目/師長)

母が看護師だったこともあり、自然と医療の世界に興味は持っていました。高校生のときに大阪警察病院の「看護師一日体験」というイベントに参加したときに、実際に働いている看護師さんの姿を見て、直感的に「ここだ!」と思って、大阪警察病院看護専門学校に入学しました。学生時代はキャンプやレクリエーションもたくさんあり、看護という道、目標に向かう仲間として和気あいあいと過ごせました。同期はほぼ全員が大阪警察病院に就職するので、23年間の看護師人生をみんなで乗り越えてきたという仲間意識があり、とてもいい友人たちです。

看護師になってから、手術部以外にも、呼吸器外科、内科、泌尿器科の病棟、糖尿病内科、小児科、混合病棟、ICUなどを経験して、それぞれの診療科での看護の大切さを学んだことが、手術部での看護にすごく役立っています。2023年4月から手術部の師長に就任したので、「手術が病気の終わりではない」という気持ちを後輩たちに伝えて、手術室での看護の大切さを教育し、患者さんに喜ばれる素敵な看護師に成長してもらいたいと思います。

安城 千春さん やすき ちはる(看護師17年目/副師長・感染管理認定看護師)

保母さんになりたいな…と思っていましたが、少子高齢社会の中で小児科の看護師になるのもいいのでは…と思い、自分が生まれた大阪警察病院看護専門学校に入学しました。キャンパスライフは、文化祭やキャンプなど、一生思い出に残る行事がたくさんあり、メリハリのある楽しい時間でした。

私は事情があって4年間学校に通ったのですが、そのおかげで同期の知り合いが2倍になり、大阪警察病院に就職してからも、仲間がたくさんいるので安心して働くことができました。就職してからも学校の恩師には、声をかけてもらい、悩みを聞いてもらったり、支えてもらったりして、お世話になっています。やさしい先生方がずっと見守ってくださるのも、心強さにつながっています。

私は感染管理認定看護師の資格を、看護師7年目のときに、先輩の勧めで取得しました。取得して2年後に新型コロナウイルス感染症の大流行が始まって、感染対策の強化や、国や大阪府、大阪市の感染対策とのすり合わせなど、試行錯誤を繰り返しながら、経験を積み、感染対策のノウハウを学んでいくことができました。コロナ禍が収まった今も、もっと感染制御分野の看護について学びたい、技術を習得したいという気持ちを強く持ち続けています。

床櫻 嘉裕さん とこざくら よしひろ(看護師20年目/副師長/大阪警察病院災害派遣医療チーム(警病DMAT)所属)

ずっと建築関係の仕事をめざして大学進学を考えていましたが、その当時、建設業が大不況になり、姉が看護学校に通っていた影響もあって、高校3年生の時に看護師の道に方向転換しました。推薦入学で男性を受け入れてくれる看護学校が非常に少ない中、この学校に推薦入学の希望を出して合格しました。

学生時代はいろいろ迷ったり悩んだりしましたが、そのたびに先生方が親身になって相談に乗ってくださり、乗り越えることができました。この学校に入学して、先生方や友人に支えられていなければ、自分は看護師になれなかったと思います。

救急医療に携わることを希望してずっとERセンターなどに所属していました。大阪警察病院に就職して5年目に、後輩の指導をすることになって、人材教育の楽しさを知りました。救急医療が嫌いだという後輩も、指導していくうちに、ドクターヘリに乗って頑張って活躍するようになる…そんな姿をいくつも見られるのは、指導者としての幸せだと思います。

今振り返ってみて、本当にこの学校に進学して、看護師になって良かったと感じています。看護師になってからも、自分の希望がすべて通るわけではありませんが、希望する部署で看護ができなくても看護は同じ看護…と割り切って、与えられた場所で患者さんが必要としている看護を届けようと努力を重ねていくことが、自分の力として養われ、成長していきます。

自分は今、副師長をしていますが、成長していく姿を、恩師の皆さんに見守っていただけることも、嬉しいですし、恩返しになっているかな…と思います。それができるのも、専門学校から病院がひとつながりになっているこの学校の魅力だと思います。

岡島 郁子さん おかじま いくこ(看護師16年目)

私が鳥取県在住で大阪に行って勉強したかったことが、この学校を選んだ理由として大きかったです。入学して寮に入ってみると、天王寺の駅がすぐ近くにあり、交通アクセスも良く、帰省するのにも便利で助かりました。

寮生活は同期生も3、4人いたので一緒にご飯を食べたりして、とても楽しかったです。学校生活では1学年下の後輩たちとキャンプに行ったこと、看護実習のことなどが思い出として残っています。

最新の医療が学べ、何より指導する先生方がとても熱心なのが、この学校の魅力です。さらに同期生のほとんどが大阪警察病院に就職するので、就職後もスムーズに職場に溶け込めて働きやすい環境です。

2023年4月からは、学生の実習指導をすることになり、今まで積み上げてきたキャリアを生かして、学生の声に耳を傾けて、意見を取り入れながらよりよい実習になるように心がけようと思います。特に実習では授業で学んだことと実践にギャップを感じてしまう学生も多いので、そのギャップを埋めて、看護という仕事に魅力を感じてもらえるように努めます。

森脇 和成さん もりわき かずなり(看護師12年目/クリティカルケア認定看護師)

看護師を職業に選んだのは、両親が看護師だったことの影響が大きかったと思います。自宅が泉州で通学が可能だったことと、両親のアドバイスでこの学校を選びました。

キャンパスライフで印象に残っているのは、当時の先生が教えてくれた「看護は実践する科学」という言葉とその授業の内容です。今でも仕事をしながら「うん、先生の言ったとおりだ!」とうなずき、きちんとしたエビデンスに基づいた看護を実践し、経験や勘(かん)を科学的に分析して仲間と共有し、患者さんのケアやPDCAサイクルを効率的に回すように心がけています。

看護師になってみて、本当にやりがいのある仕事だと常に実感しています。勤務している大阪警察病院では、最先端の治療を行っており、看護師としてその治療に介入できることが自分の成長にもつながります。2022年にクリティカルケア認定看護師の資格を取得しましたので、これからはクリティカルケア領域の看護の楽しさを後輩の皆さんに教えていきたいと思います。

*PDCA(Plan-Do-Check-Act cycle)サイクル:Plan(計画)、Do(実行)、Check(測定・評価)、Action(対策・改善)のプロセスを循環させ、マネジメントの品質を高めようという考え方。